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今年のジルベスター・コンサート [映画/TV番組]

麻理子の部屋 [DVD]

う~ん,マジですか?!

毎年年末楽しみにしている,東急ジルベスター・コンサート。私の場合,楽しみなのは音楽そのものではなくて,司会の大江麻理子さんなのである。普段は見られない,綺麗なドレスで登場するのを楽しみにしていたのに...。

今年もそろそろ録画予約しなくっちゃ,と思ってPCでTV番組表をチェックしたら,司会が森本智子アナになってる! 念のため番組のHPをチェックしても,やっぱり森本アナ。森本アナはまりりんの先輩なので,後進に譲った訳でもないし,またどこかに出張中なのだろうか...。

かなりがっかり。今年は見ないな...。


Gleeシーズン3で"Hot for Teacher" [映画/TV番組]

1984
"Hot for Teacher"が収録されているアルバム「1984」。誰もが知ってる"Jump"も収録されている。USで1千万枚以上売れたらしい。

今週放送の「Glee」で,VAN HALENの"Hot for Teacher"をやる,という話を聞いたので観てみた。Gleeって,USでは今第3シーズンをやってるんだねぇ。今週のはその第6回。

曲のところだけ観たので,話の流れはよく分かっていないのだが,Puck(アメフト部で,モヒカン刈りにしていたヤツ)が,新任(?)の女教師に夢中になって,その妄想シーンから"Hot for Teacher"の演奏が始まる感じ。なので,リード・ボーカルはFinnではなくて,Puck。原曲にかなり忠実にコピーしてあったのは好感が持てた。まぁでも,ボーカルのバカっぽさは,Daveには遠く及ばないけどね。この曲は,イントロの,まるでキーボードを弾いているかの如き,流れるようなEddieのタッピングのフレーズが圧巻なのだけど,そこはglee部ということなので仕方ないと。

因みに,音だけならこちらで聴けるのでどうぞ。

Gleeは,日本でも第2シーズンまでは放送されているけど,私はまだ第1シーズンも最後まで観ていないのだった。私がよく洋楽を聴いていた80年代くらいの曲をいろいろカバーしてくれるので,そういうのを聴くと凄く懐かしい。あの頃は,USやUKの音楽界がとても盛り上がっていたし,今よりバラエティにも富んでいたように思う。リアルタイムでは知らない世代に,こういうドラマを通して聴く機会を与えているのが,Gleeの価値のひとつなんだろうし,人気の源でもあるのだろう。果たして若い人達は,初めて聴く昔の曲を,やっぱり古いものとして感じているのだろうか。あるいは新鮮に聞こえるのだろうか。

ただ,これを観てると,USのHigh Schoolって,荒れてるんだなぁと感じる。「Buffy」でも,高校でのいじめとか差別とかは描かれてたけど,「Glee」はさらに輪をかけて酷い。「Buffy」からは10年以上経っている訳だが,どんどん酷くなってるってことなんだろうか。


「下町ロケット」 [映画/TV番組]

下町ロケット
池井戸潤著「下町ロケット」。文庫本になったら読んでみたいところ。

WOWOWで少し前に放送されていた,「下町ロケット」というドラマを観た。全5回で,初回の放送は8/21~9/18だから,HD3チャンネル化でロゴ問題が起こる前のものである。これが,WOWOWの連続ドラマにしては珍しく,割と面白かった。

自社が保有する特許を巡って,大企業が仕掛けてくる圧力や工作に,敢然と立ち向かう小さな町工場のお話。特許というのは一般には地味で馴染みのないネタかも知れないが,我々技術屋にとってはとても身近なもの。特許侵害の訴訟は世界中で日々起こされているし,泥沼化している大きな訴訟もたくさんある。このドラマで描かれているような,大企業が中小企業に知的財産権侵害の因縁をつけるなんていう事例は,日本でも実際にいろいろありそうだ。特に裁判が長期化しやすい日本では,知財訴訟に限らず,資金力に勝る大企業が有利なのは,残念ながら事実である。それでなくても,裁判官は先端技術にまるで疎いし,表面化しない上からの理不尽な圧力で,大企業寄りの判決を出しやすいのだ。海外では,怪しげな会社が,怪しげな先行特許で大企業を訴えまくって,莫大な利益を得るって例も多いのだけど。サブマリン特許とかいって,長いこと権利を主張せずに眠らせていた特許を,その技術が世の中に浸透した頃合いを見計らって,ある日突然使用料の支払いを通告してくるなんてのもある。大企業がやると企業イメージを損なうけどね。もう失効してしまったけど,画像フォーマットであるGIFに使われている,UNISYSのLZW圧縮アルゴリズムの特許とか。

ドラマのストーリー自体はシンプルで,凝った仕掛けや捻りがある訳ではないが,その分リアリティが感じられるし,分かりやすい内容で楽しめるものになっていると思える。裁判の描写はちょっともの足りなかったが,あまり詳細にやると,一般視聴者向けとしては難解になりすぎるので,仕方ないところなのだろう。

物語の後半では,大企業による下請けいじめみたいなものも描かれていたが,このケースでは切り札となる特許を町工場が持っているのだから,端から勝負にならないはず。ちょっと無理矢理っぽい印象を受けたのだが,原作でも同じなのだろうか。

因みに,「下町ロケット」の原作は,池井戸潤の直木賞受賞作である。そりゃ,余程おかしなことをしない限り,ストーリーがしっかりしているのは当たり前か。やはり以前WOWOWでドラマ化された,「空飛ぶタイヤ」も池井戸氏原作なのだそうだ。こういう,企業関係の訴訟ものが得意な作家さんなのだろうか。「空飛ぶタイヤ」は,ちょっと細部の詰めが甘いところはあったが,ドラマとしてはまぁまぁ面白かった。ただ,主役の仲村トオルは今ひとつだったかな。

ところで今は,同じくWOWOWで放送されている「パンドラⅢ」を観ている。Ⅰ,Ⅱとも出来が良くなかった上に,徐々に劣化して来ているので,期待はしていなかったのだが,案の定という感じ。こちらについては,また後日。


ガタガタなWOWOW [映画/TV番組]

Typographic Systems―美しい文字レイアウト、8つのシステム
「美しい文字レイアウト」 (ビー・エヌ・エヌ新社)。中身は知らないけど,こういうのでも読んで勉強し直したら? WOWOWさん。

まったく,もう。たまに見るとこれだもんなぁ。

ドラゴンズの話。せっかく首位になったし,今日は初回早々,内海から3得点。こっちのピッチャーは吉見だし,何の心配もなく,最後の勝利の瞬間でも楽しもうとTVをつけたのに。まさか9回に4点差を追いつかれるとはね。何とか引き分けに持ち込んで,一日天下だけは回避したものの,浅尾を2回近く投げさせることにもなって,大誤算でしたな。やっぱり観戦しない方がいいのかも。

気分悪いから,早く寝よ。明日はまた朝から車で遠出予定だし。

ところで,WOWOWロゴの件。

今見てみたところ,告知通り,カラーの背景はなくなっていた。しかし,穿った見方をする人からは,最初カラー背景付きの最悪なロゴを見せておいて,クレームが来たところで白透過文字だけのロゴにする,というのが元々のシナリオだったのではないか,という憶測も出ている。そうすることで,ロゴ常時表示に移行という,当初の目的に対する批判をかわそうという目論見ではないかと。下手な駆け引きの見本みたいなものだが,あり得ない話ではない。

しかし,白透過のロゴ常時表示は,他のBS局でもずっとやってきてることだし,いきなりそっちに移行した方が批判は少なかったのではなかろうか。あのカラー・ロゴのお陰で,ロゴのある辺りが妙に気になるようになってしまって,白透過でさえ目立つように感じる。

しかも,カラー背景がなくなって,ますます「WOWOW」のフォントのガタガタさ加減が際立ってしまったような。あのフォント,本当に汚いな。「W」が斜めの線ばかりで構成されているので,ことさら目立つ。20年以上前のDOSの「一太郎」で,横倍角を表示したような感じ。美的センスを疑わざるを得ないだろう。せっかくHDで綺麗な映像が流れているのに,興ざめ。というか不快ですらある。

ロゴ・デザインがガタガタなことについては,著作権保護も局のコンセプトも言い訳にはならないと思うのだが,問い合わせたらどんな愉快な強弁が返ってくるのだろうか。


USの新ドラマ「Ringer」 [映画/TV番組]

"WOWOW ロゴ"でググったら,本物のWOWOWロゴのよりも前に,昨日のうちの記事が表示されるんですけど...。どうなってんの。この辺りのことを,もっとしっかりとした記事にしている「録画人間の末路」さんのところより先に出てくるなんて,なんか申し訳ない。

しかしこれだけ騒ぎになっていて,週明けから丸2日も経つのに,依然としてWOWOWからは公式コメントなし。本当に誠意のない会社ですな。auにも同じことを感じてたけど,これって大企業病なんだろうか。まぁ,社長を始めとして,役員7人の内3人がNHK出身じゃぁ,お客の有難味なんて分かる訳ないかも。下々の者は,提供してやっているサービスを,つべこべ言わずに有難がって観てりゃいいんだよ,ってか? 封建主義時代のDNAが残ってる,アナクロな馬鹿がまだいるんだねぇ。

WOWOWの株価は,昨日も2.72%(一時的には5.56%)も下落。まぁ出来高自体少ないけどね。今後の動向に注目である。

Ringer.jpg
Sarah M.G.の8年ぶりのTVシリーズ主演作「Ringer」。 "ringer"には「替え玉」などの意味がある。

さてところで,先日,USのWikipediaでSarah Michelle Gellerを調べていたら,なんとこの9月から,TVドラマに主演していることが分かった。 "Buffy"以来8年振りのことだそうだ。子育てとの両立が可能と判断したらしい。そう,彼女も今や一児(2歳の女の子)の母なのである。これは是非観てみたい。

ドラマのタイトルは,"Ringer"。Sarah Michelle Gellerは,Executive Producerの1人にも名を連ねている。放送は,CW TVで,US時間の毎週火曜午後9時(ET/PTでの時間。それ以外は8時)。"90210"(「新ビバリーヒルズ青春白書」)の次の時間帯だ。既に3話放送済みで,日本時間の今日第4話が放送される。

実は,もう3話まで観ているのだが,これがなかなか面白い。Sarah Michelle Gellerは双子姉妹の二役を演じている。2人は仲違いをして6年間音信不通だったのだが,妹のBridgetが事件に巻き込まれ,命の危険を感じて姉のSiobhan("ショバーン"という感じの発音)の元へ避難してくる。しかし,6年振りの再会と和解も束の間,2人で海にクルージング(Siobhanはお金持ちの奥さん)に出掛けた洋上で,Bridgetがうたた寝をしている間にSiobhanが姿を消してしまう。Siobhanが死んだ(自殺?)ものと考えたBridgetは,その事実を隠し,姉になりすました生活を始める。しかし,順風満帆の幸せな生活を送っているとばかり思っていた姉の周囲に,様々な謎や危険が存在することが次第に明らかになっていく...という,ミステリー・タッチのドラマ。こういうの結構好き。Sarah Michelle Gellerは,Buffyの頃より確かに年取ったけど,やっぱり美しくて,魅力的。それだけでも見入ってしまうけど,ストーリーの方も次に何が起こるか分からない展開で引き込まれる。次回が待ち遠しい感じだ。

USでの評価は様々で,高評価のメディアもある一方,「陳腐な昼間のメロドラマみたい」という辛口な評価も。そう言われてみればそんな感じがする部分もあるけど,それだけじゃないし,まぁ,要は好みの問題ってことでしょうな。陳腐なメロドラマだって,面白いと感じるものはあるしね。

ところで,この"Siobhan"という名前。あまり馴染みがない名前だと思って調べたら,アイルランド系の名前らしい。最近アイルランドの人と仕事をしているのだけど,向こうの人って,普通の英語名前の人がいるかと思えば,同じアルファベットなのに読み方も分からない名前も多いのだ。発音を教えてもらうと,なんでこの綴りでこの発音? ってくらい変わっている。"Siobhan"はまだ素直な方かも。因みに,"Siobhan"は,英語名の"Joan"に相当する名前だそうだ。

アイルランドって言うと,ケルトとか,神秘的で神話的なイメージもあるし,ゲール語(アイルランド語)も公用語のひとつだし,お隣のUKとはまた違う文化を持っているんだろうね。


WOWOWロゴ問題の行方は? [映画/TV番組]

WOWOWシネマで表示される,問題の「緑」のロゴ。

なんだか知らぬ間に,WOWOWのロゴ問題で大騒ぎになっているみたい。

10/1以来,何本もWOWOWシネマで映画を録画していたのだけど,まだ観てないから気が付かなかった。スポーツ中継とかだと,ちょっとうざいとは思うけど,そこまで気にはならないんだよね。しかし,今確認してみると,確かに右上の緑色のロゴは邪魔ですな。気にし出すと,そっちばっかりに目が行ってしまって,映画どころではなくなってしまう。これは酷い。「ローマの休日」なんて,白黒映画なのに,ロゴだけ色が付いているってどういうことよ。他の局みたいに,文字の部分以外が透過になっているならまだしも,背景が緑なのだから,その後ろの部分が完全に隠れてしまう。これが月額視聴料を取ってる放送局のやり方か? これで,24時間ハイ・ビジョンで映画が観られるなんて,自慢げによく言えたものだ。ほとんど詐欺同然。しかも,事前告知一切なしってところがなおさら詐欺っぽい。USなら集団訴訟に発展してもおかしくはない。

Web上にあるWOWOWの「何でも談話室」という掲示板は,今やこの件に関する苦情で持ちきり状態。すでに解約したと言っている人も多く,「大開局祭」が一転「大解約祭」になりつつある様相。電話でもかなり苦情が行っているという話だし,2ch等でもブーイングの嵐。この騒動が予想できていなかったとしたら,視聴者を嘗め過ぎ,というか愚かの極みだが,想定済みで嵐が過ぎるのを待つつもりでいたなら,それこそ悪質に過ぎる。TV局なんて,所詮サービス業なんだということを完全に忘れてしまっているらしい。客の満足度を軽視するサービス業なんて,遅かれ早かれ衰退していくものだ。このままWOWOWも駄目になってしまうのだろうか。

そもそも,最大の問題は,映画という映像芸術作品の価値を,汚いロゴで損なっていることである。映像で商売をしている人間が,このロゴによってどれだけ美観を損ねているか気付かないのであれば,転職を考えた方がいい。まぁ,TVでやってた,赤やら青やら緑の人がたくさん出てくるCMも,醜悪で趣味の悪さが際立っていたけどね。しかもこのロゴ,なんでこんなにガタガタのフォントなの? ハイビジョンって,こんなに解像度低かったっけ。とても映像のプロの仕事とは思えませんな。

ロゴの表示は,著作権を守るためとか言っているみたいだが,著作権を錦の御旗にすればなんでも通ると思ったら大間違いである。既にコピー・コントロールとやらで,馬鹿みたいな制限を視聴者にかけているではないか。その上,毎月せっせと視聴料を馬鹿正直に払っている視聴者を,泥棒扱いする気なのか。技術的に言えば,目に見えるロゴなんて入れなくても,目に見えない電子透かしを入れる技術なんて,10年以上前から存在する。多少映像を弄ったところで,除去できないものだってあるくらいだ。あんなロゴ,権利者側の自己満足でしかないのである。

このことが影響したのかは知らないが,WOWOWの株は,昨日3.63%も下落した。有料放送局なんて,所詮契約者数が命。映画なんてほかに選択肢も多いし,高画質が維持できないなら,WOWOWの存在価値は相当落ちる。解約が続くようなら,さらに株価が下がる可能性は高いし,そうなればさすがに経営陣も放ってはおけない...と信じたい。そのためにも,契約者はこの際言うべきことをはっきり言っておくべきだろう。

私もWOWOWを契約して20年くらいにはなるはず。結構愛着のあるTV局だったんだけどなぁ。馬鹿なことやっちまったなぁ。


早くも来年のカレンダー [映画/TV番組]

Buffy the Vampire Slayer: 2012 Wall Calendar
"Buffy the Vampire Slayer"の2012年カレンダー。Amazon.co.jpでの取り扱い開始が7/29...ってさすがに早すぎでは。

今年もはや,10月である。歳のせいもあるのか,時間の過ぎるのがとても速く感じる。

来年まであと3ヶ月,ということで,近所の書店などにも2012年のカレンダーが並び始めた。Amazon.co.jpでも,「2012カレンダー・ストア」がオープンしているが,タレントものやキャラクターものの発売は,11月に入ってからの方が多いようだ。私の場合,年が明けてしばらくしてから,安売りになったカレンダーを買うのが習いなので,この時期に買うことはまずない。...のだが,先日面白いものを見つけたので,つい買ってしまった。

それは,「Buffy the Vampire Slayer 2012」というカレンダー。コンプリートDVDセットを購入した時に見つけたものだ。しかし,放送が終わってもう8年も経つというのに,新しいカレンダーが発売され続けているとは,本当に驚きである。未だにファンが多いということなのかも知れないが,日本ではまず考えられないことだ。それだけ作品を大事にしているということだろうか。日本だと,どんなに人気があっても,放送されている間だけの一過性のもので,どんどん新しい作品に置き換わってしまうからね。「あずまんが大王」の日めくりカレンダーとか,続けて欲しかったんだけどなぁ。

もちろん,「Buffy」はもう放送が終わってしまっているので,写真に新しいものがある訳ではないだろうが,ファンにとってはどうでもいいいことだ。カレンダーは1ヶ月1枚の12枚綴りで,Buffy役のSarah Michelle Gellerだけでなくて,歴代のメイン・キャラクターを網羅している。1月はBuffyで,その後,Spike,Dawn,Buffy&Angel,Tara,Xander,Willow,Giles,Buffy,Cordelia,Rileyと続き,最後は集合写真。Anyaは表紙の集合写真,Ozは最後の集合写真にだけ写っている。

DVDの視聴の方は,第2シーズンで中断しているところだけど,こうして登場人物の写真を見ていると,またドラマを観たくなってくる。普通,途中で止まってしまうと,忘れてそのまま,というケースが多いのだけど,来年1年カレンダーを掛けておけば,ひと通り観終わるかも知れない。せっかく買ったんだから,一度は観ないとね。Motion Comicの第8シーズンも控えていることだし。

このカレンダー,ちょっと残念なのは,表紙を1枚めくったところ。今年の9~12月のカレンダーになっているのだが,写真はなくて真っ黒け。これじゃぁ,早めに掛けておこうという気にはならないなぁ。


「IS」も劣化型ドラマ [映画/TV番組]

IS(アイエス)~男でも女でもない性~DVD-BOX(5枚組)
「IS」DVD-BOXは11/25発売予定。

テレビ東京で放映されていたドラマ,「IS」が今週で終了した。一応最後まで観たものの,今ひとつだった感は否めない。ドラマ化されたのは,時系列的には原作コミックの第6巻くらいまで(全17巻)のところだが,結構設定がいじってあって,取り上げられているエピソードもかなり趣を異にしている。それがよく出来ていればよいのだが,どう考えても原作を遙かに下回っているのだ。細部の作り込みが雑なせいで,ストーリーの流れが不自然。ISだとカミング・アウトするところとか,いきなり校内放送で全校生徒に打ち明けるなんて,あまりに突飛すぎて非現実的。何を考えてこんな風に変えてしまったのか,理解に苦しむ。こんなドラマで,果たして何か伝わるだろうか。感動した人がいたのだろうか。甚だ疑問である。そして,俳優陣の演技。メインとなる若手はそこそこ頑張っていたと思うのだが,脇を固める大人の俳優陣の演技力には首を傾げたくなる。そこそこ有名なベテラン揃いなのにねぇ。俳優ってこの程度のものなの? それとも脚本が悪いのか,演出が悪いのか。あるいは,原作がコミックだからって,馬鹿にしてるのか?

折しも先日,asahi.comでこんな記事を見つけた。「重いドラマ、あえて 突破口求め作り手挑戦」というもの。この中で,「IS」の時間枠のドラマのことが触れられている。民放各局のドラマのマンネリ化を打破するために,昨年の「モリのアサガオ」から4作品,社会派ドラマを放送してきたが,視聴率低迷でこのドラマ枠を打ち切るそうだ。視聴率2~4%というのは,かなり酷い数字。編成部長は「作品の勝負に勝って,視聴率という試合に負けた」とか言ってるらしい。作品の勝負に,本当に勝ってるといえるのか? 私は,「最上の命医」こそ観ていないものの,「モリのアサガオ」と「IS」は全て観たし,[鈴木先生」も数話観た。これら全てに共通した印象は,「劣化」である。いずれの作品も,原作はとてもよく書かれている。なのに,どれもドラマの方は今ひとつ。観ていて何か白けてしまう。素直に忠実にドラマ化すれば良いものを,変にオリジナリティを出そうとしてアレンジするからおかしくなるのだ。マンネリを打破しようとしているのに,そのマンネリなドラマのテイストを無理に入れようとしているところに,視聴者への媚びを感じる。その辺の覚悟のなさが,惨敗に繋がったのではないだろうか。

視聴率みたいな,不正確で怪しげなデータに左右されるのは愚かなことだが,視聴率抜きに考えても,この一連のドラマは不出来だったといえる。その不出来加減が認識できないのだとしたら,もはやTV局にまともなドラマは作れないということなのだろう。そうでなくても,自力でオリジナルのドラマを作ることをせず,人気のコミックに原作を求めたり,子供向けアニメを無理矢理実写化したりすることでお茶を濁しているTV業界は,すでに想像力が枯渇しているのかも知れない。だからこそ,安い金で買い叩いてくれば済む,碌でもない韓国ドラマを次々と放送し,架空の韓流ブームを捏造するなんて,恥ずかしいことが出来るのだ。

地デジ移行のタイミングで,NHKとの契約を打ち切る世帯が増えたそうだが,それだけTVの存在意義が低くなってきていることの現れだろう。いつまでも視聴者を馬鹿にしていると,この動きは更に加速するはずだ。もっとも,視聴率なんてものに支配されている限り,誰もTVを観なくなっても気が付かないのかも知れないけどね。TV局にとって,放送はビジネスの一環であり,そのビジネスに関わっているのは,視聴率モニターの装置が設置されている,ごく一部の特殊な視聴者に過ぎないのだから。


遂に”Buffy"のコンプリートDVDセットを購入 [映画/TV番組]

Buffy Vampire Slayer: Complete Series [DVD] [Import]
"Buffy the Vampire Slayer"の全7シーズンをコンプリートするDVD-BOXセット。9660円。リージョン1なので注意。

Amazon.co.jpで捜し物をしていたら,長らく在庫切れだった,"Buffy the Vampire Slayer"のコンプリートDVD BOXが,購入可能になっているのを発見。しかも,この間まで1万2千円以上してたはずなのに,9660円と,妙に安くなっている。さらに不思議なことに,タイトルのところに「DVD - 2010」とも書いてある。そんなに最近出たものではないはずなのだが...と思ってよく調べてみると,以前のものは「Collection's Set」という名前で別に存在していて,こちらは「Complete Series」となっている。非常に紛らわしいが,恐らく内容は同じで,新しくパッケージし直したもののようだ。DVDが1枚分減っているが,Joss Whedonらのインタビュー映像らしいので,なくても問題ない。DVD39枚で9660円なら,1枚当たり250円弱。全144話だから,1話当たり70円弱。などと貧乏性な計算で理由付けをして,遂に購入してしまった。

「通常10~12日以内に発送します」となっていたのだが,5日後にはもう届いた。Amazon.co.jpでもこういうことがあるんだねぇ。USものということで,外箱はかなりチープな感じ。それぞれのDVDトールケースを縦に突っ込んであるので,背のタイトルが見えないという,間抜けな仕様。輸入物CDと同じで,上側にケースが開かないようにするシールが貼ってあって,そこにタイトルが書いてある。なので,このシールをはがさなければ,どのシーズンのケースかは分かるので,切れ目を入れて開けるのがお勧めだ。

中身をひと通り確認したところ,1つだけケースの内部が少し破損していて,小さな欠片が3つ4つ出て来たものがあったが,DVDそのものには問題なさそう。まぁ輸入物だし,このくらいは仕方あるまい。

早速シーズン1から観直してみた。もう10年ほど前のことなので,各話のストーリーなど大部分忘れている。こんな話あったっけとか,こんな人出て来てたっけ,なんて思いながら,ついつい第1シーズン12話を一気に観てしまった。やっぱり,このドラマは面白い。サラ・ミシェル・ゲラーも可愛いし。開始当初はまだ19歳だったのね。第7シーズンの最後は26歳。年齢的にも,あれ以上続けるのは難しかったのかも。で,今はもう34歳か。こっちも老ける訳である。

残念なのは,DVDなのでフル・ハイビジョンで観ると粗が目立ってしまうこと。特に,物語の設定上,夜中の墓場とか暗いシーンが多いので,MPEG2だと厳しいのだろう。アナログTVで放送を観ていた頃は気にならなかったのになぁ。今頃DVD BOX出すほど人気があるのなら,Blu-ray版も出してくれればいいのに。更に酷いのは,英語字幕の解像度。8ビット時代のコンピュータを思わせるほどの,ガタガタのフォント。DVDの字幕は画像として収録されているので,再生機器側ではどうしようもないんだよね。Blu-rayならテキスト・データなのに。まぁ読めるからいいけど,もう少しなんとかならなかったんだろうか。

そんな訳で,現在第2シーズンを視聴中。第3話でもうSpikeが出て来てる。こんなに早かったっけ。Spikeを演じているのは,実写版「ドラゴン・ボール」でピッコロ大魔王に扮した,ジェームス・マースターズ。それから,後にWillowの彼氏になるOzや,いろいろやらかすことになるJonathanが,4話にちょろっと出て来たり。こういうちょっとした発見が楽しい。全話観るには相当先が長そうだけど,その後で先日のモーション・コミックを観たら,もう少しよく理解できるのだろうか。

因みにこちらのDVDは,当然ながらリージョン1。リージョン・フリーのDVDプレイヤー等でないと視聴できないので要注意。


Buffyのモーション・コミック [映画/TV番組]

Buffy Vampire Slayer: Season 8 Motion Comic [Blu-ray] [Import]
Buffy 第8シーズンと銘打たれた,"Motion Comic"。動くマンガ?

Amazon.co.jpであれこれ検索していて,面白い物を見つけた。

"Buffy Vampire Slayer: Season 8 Motion Comic"

Buffyって,TVシリーズは第7シーズンで終わったはずなんだけど,これは何? それに"Motion Comic"って? ロゴは間違いなくあの"Buffy"だし,描かれている絵も,明らかにサラ・ミシェル・ゲラーの"Buffy"っぽい。まぁ,2864円と安いので,試しに買ってみることにした。

パッケージには,Blu-rayとDVDのディスクが同梱されている。US版輸入ものなので,DVDは恐らくリージョン1だろう(未確認)から,普通の日本のプレーヤーでは再生できないはず。しかし,今回初めて知ったのだが,Blu-rayでは日本とUSは同じリージョン(リージョンA)になったようだ。これは有難い。実際PS3で問題なく再生できた。

さて"Motion Comic"とはなんぞや,ということだが,要は「紙芝居」のようなものだった。基本は,いかにもアメコミという感じのコマが順に切り替わって,セリフは声優が喋るというもの。ただ,完全に静止画ではなくて,人の目や手足だけが微妙に動いたり,人の形に切り抜かれた絵が,背景の上を移動するという,半アニメーションである。日本ではこういうのあるんだろうか。

内容は,TVシリーズのBuffy 第7シーズンの後の話という設定。TVシリーズと同じ,Joss Whedonが制作を担当している。しかし,話が飛びすぎていて全然繋がらない。世界に1人しかいないはずだったスレイヤーは,大量に増殖しているし,なんだか近代的な設備を持った基地みたいなところに,知らない隊員が配備されているし,敵もヴァンパイヤじゃなくて...なんだアレ? しかも,Buffy一味がUS当局からテロ組織だと疑われているとか。世界観がTVシリーズと全く違ってしまっているような。よく分からないな~。

1話約11分くらいのものが,全部で19話。最後までじっくり観たら分かるようになってるんだろうか。まだ2話しか観てないし。ただ残念なのは,声に違和感がありすぎること。絵の方は明らかに,TVシリーズの俳優に似せて書かれているのに。さすがに,彼らを声優に起用するのは難しかったのかな。でも,あれで全7シーズンも観ていた訳で,脳に完全に刷り込まれてるんだよね。せめて,もう少し声質の似てる人を起用して欲しかった。サラ・ミシェル・ゲラーの,ちょっと鼻にかかった甘ったるい声とかね。なんだか色気のない,がさつな感じの声になっちゃってるんだもの。ザンダーの声だけは,ちょっと似てるみたいだったけど。まぁ,そう特徴のある声ではないともいえるが。

このソフト,発売されたのは今年の1/4らしい。TVシリーズの最終話がUSで放送されたのが,2003年の5/20。もう8年にもなるというのに,それだけ人気があったということなのだろうか。1万2千円強する,コンプリートDVD-BOXを,今更ながら買ってしまおうか思案中。