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秩父4ダムの最後のひとつ [日記]

ダム湖側から見た浦山ダム。写真の右端に見える建物が,荒川ダム総合管理所。

先日,久し振りに秩父へ行ってきた。特にこれといった目的はなく,強いて言えば,残り少なくなって来ていた,ヤマブの秩父味噌の買い出しである。要は秩父が好きなのだ。とはいえ,さすがに味噌だけ買って帰って来るはずもない。天気も良かったので,珍しく早い時間から(といっても,既に13時を回っていたが^^;),浦山ダムへ。野生の猿には,残念ながら出逢えず。陽が差しているとはいえ,この時期の秩父はさすがに肌寒い。ただ,この日はあまり風がなかったので,いつも吹きっ晒しのダムの上でも,辛いと言うほどではなかった。遠くの山は少し霞んでしまって,くっきりとは見えなかったが,堤高156メートルの,天端の上から望む秩父市街はやはり絶景である。周囲の山々は,ところどころまだ紅葉が残っており,好天の青空に映えて綺麗だ。ダム湖の横の道を少し歩いてみると,「熊出没注意」の看板が出ていた。まぁ,熊くらい出てもおかしくなさそうなロケーションではあるが。

ダム湖横の道路のガードレールには,「熊出没注意」の看板が!

もう何度も来ている浦山ダムだが,ひとつやり残していたことがあった。それは「ダム・カード」である。土日でも,16時まで配布しているのだが,いつもは他を回った後に来るため,時間に間に合わなかったのだ。これがようやく手に入る。

ダム・カードは,ダム右岸にある,荒川ダム総合管理所で配布している。と言っても,管理所の入口に受付のお姉さんがいる訳ではない。入口の内線電話で所定の番号を呼び出し,ダム・カードが欲しい旨を告げなければならない。職員の方は当然仕事をされている訳で,それを中断して,わざわざダム・カードを手渡ししに出て来てくれるのである。浦山ダムに限らず,ダム・カードの配布は,このような手続きになっているところが多い。ちょっと申し訳ないようで,いつも恐縮してしまうのである。

ともあれ,無事,浦山ダムのダム・カードをゲット。秩父4ダムは,以前訪れた,合角ダムに続いて2枚目である。残り2枚...。持ち前のコレクター魂が疼き始める。まだ時間も早いし,せっかくだから残りの2枚もゲットしておきたくなってきた。

残る2つのダムは,いずれも奥秩父にある。ひとつは,以前訪れた滝沢ダム。もうひとつは,まだ訪れたことがない二瀬ダムだ。奥秩父までは,車で40~50分というところ。ダム・カードの配布時間には,充分間に合う計算だ。ただ,2つのダムへ行く道は,途中で分かれてしまうので,どちらを先にするにしても,10分ほど戻って来なければならない。何が起こるか分からないし,取り敢えず初めての方,二瀬ダムへ先に行くことにした。

二瀬ダムは,秩父・三峯神社という,由緒正しき神社の山の麓にある。伊弉諾尊・伊弉冉尊を祀った神社だ。ダム湖の名前は「秩父湖」。「さくら」やら「もみじ」が付かない分,自然な感じがする。実際,秩父4ダムの中ではもっとも古いダムであり,ダム湖である。そのせいもあってか,ダム周辺の交通が少々不便。ダムの天端には,三峯神社へ向かう県道278号線が通っているのだが,狭い車線が1本のみ。さらに,秩父市街から来ている国道140号線は,ダムのすぐ手前で細いトンネルに入り,そこがまた1車線。しかも,トンネル内で,県道278号線に分岐するという,極めて珍しいトンネルなのだ。1車線しかないため,トンネル内とダムの天端の交通は,信号による交互通行になっている。三叉路になっているせいで,信号待ちの時間も結構長い。観光客だからそれほど困らないが,日常的に通行する人達にとっては,ストレスが溜まるのではないだろうか。

秩父湖側から見た二瀬ダム。工事の足場などがあって,下流側からダム本体の全貌が見えるところがなかった。天端の向こうの端にある,カバーが掛かっているのが取り壊し中の旧管理所。写真右半分の中央辺りに映ってる黒い建物が,現管理所。

それを改善しようとしているのかどうか,二瀬ダムの周辺は現在工事中。以前なら,トンネル内の分岐でダムの方へ向かい,トンネルを出る辺りのところで,ダム横の駐車場に入れるはずだったようなのだが,通行止めになっている。しかたなく通り過ぎて,工事中でガタガタしている天端を通り過ぎる。駐車場などはないが,車通りが少ないので,路肩に駐めてダム湖側からダム本体の写真を撮る。ダム湖は少し貯水量が少ない感じだが,こんなものなのだろうか。それはまぁいいとして,肝心なのはダム・カードだ。二瀬ダム横の,駐車場があったはずの辺りに管理所があって,そこで配布しているらしいのだが,どうやって行けばいいのだろう。よく分からないので,来た道を引き返して行くと,トンネルを出てすぐのところに,お土産物屋の駐車場らしきものがあったので,そこに駐めて調べてみることに。すると,その駐車場から,ダムの方へ歩行者用通路があることを発見した。歩いて行ってみると,歩道は,さっきトンネル内の分岐から別れて出て来た出口の上を通り,ダム横の白い建物のところへ出た。これがどうも管理所らしい...のだが,工事中。というか,解体中。おや? それではどこへ行けばいいのだろう。

案内板などもなく,よく分からないので,二瀬ダムのHPに載っていた番号へ電話。すると,元はこの白い建物が管理所だったそうなんのだが,老朽化が著しく,取り壊して移転したのだそうだ。その移転先が,さっき車を駐めた駐車場の向かいの黒い建物。なんと,目の前にあったとは。早速引き返し,その建物の入口を入って行くと,ここも無人なのだが,ダム・カードはテーブルに積んであって,勝手に持って行っていいようになっている。皆こうしてくれれば楽なのに。

と思ったら,実はそうでもないようだ。そこに掲示されていた案内によると,秩父4ダムの全てのダム・カードを集めてここへ持ってくると,記念として特別なダム・カードがもらえることになっているそうなのだ。そして,それはプレミアム(?)なカードなので,さすがに勝手に持って行っていいようには出来ていない。う~む,スペシャル・ダム・カード,欲しいなぁ。しかし,滝沢ダムはまだもらっていないし,合角ダムのカードも持って来ていない。合角ダムは,吉田というちょっと離れたところにあるので,もう一度もらいに行っている余裕もない。そんな訳で,スペシャル・ダム・カードは,今回は断念。でも,まだ少し時間に余裕があるので,滝沢ダムへ向かうことにした。

長くなってきたので,次回に続く。


遂に毎日更新が途切れる [日記]

昨年の1月終わりくらいから,(半ば無理やり)毎日更新を継続してきたのだが,5/31に遂に途切れてしまった。これは全くの不可抗力というか,何を勘違いしていたのか,5/31分は書いたつもりになっていたのである。気が付いたのは6/2のコト。なんとまぁ間抜けな話である。

今更の感もあるが,元々はちょっとした願掛けのようなつもりで,毎日更新を実行していたのである。最近まで続けていたことから分かるように,願い未だ叶わず,なのではあるが,1年半近く経って,願いそのものの意味が薄れてしまっており,もういいかな,という気分になってしまった。

一旦止めてしまうと,ズルズルとサボるようになりがち。というか,毎日更新することが目的になってしまっていると,拾わなくてもいいようなネタまで,無理にでも記事にしてしまう傾向があった。それが,一旦途切れてしまうと,記事にするほどのネタかどうかで逡巡するようになる。どれも,それほどのネタではないように思えてきてしまうのだ。それは,自分でも分かっていたことで,だからこそ強引に継続してきたのだが,ぬかってしまった。案の定,昨日もサボってしまっている。

まぁ,少しペースを落とすのもよかろう。ちょうど私自身の周りの環境も変化してきていて,少し考える時間も欲しいところだし。このところ,ページ・ビューが1日当たり2000を超える日をが多くなってきていて,更新ペースを落とすことがどういう影響を与えるのかも,興味のあるところではある。

そんな訳で,暫くは毎日更新ということにはならないと思うが,温かく見守って頂ければ幸いである。


今年の紫陽花 [日記]

鎌倉・極楽寺にある成就院の紫陽花

梅雨も近づき,そろそろ紫陽花の季節。ということで,去年に引き続き,鎌倉へ紫陽花を観に行ってきた。今年は,北鎌倉の明月院ではなくて,長谷・極楽寺へ。長谷に住む友人に教えてもらったのだが,大仏様と観音様で有名な長谷は,紫陽花でも有名なのだそうだ。その紫陽花が,そろそろ色づき始めたと聞いて,満開で混み合う前に,観に行ったというわけだ。

紫陽花の有名なスポットはいくつかあるそうだが,今回は,江ノ電を極楽寺で下車し,まずは駅近くの成就院。続いて,徒歩で御霊神社に向かい,最後に観音様のいる長谷寺へ。

成就院は,極楽寺坂切り通しの片側の斜面の上にある。その境内へ登っていく道の両側に紫陽花が咲いている。まだ満開ではないものの,部分的にまとまって咲いているところも多く,なかなか綺麗。満開なら,一面紫陽花の花になるようだが,人出もかなり多いみたいだし,今の状態でも充分楽しめる。なお,成就院は,境内に安置されている不動明王が,パワースポットだということでも有名らしい。

成就院を下りて,徒歩5分ほどのところに,御霊神社がある。江ノ電の踏切を越えたすぐのところにあり,極楽寺駅方向にトンネルが見える。線路脇にも紫陽花が咲いていて,紫陽花と江ノ電を同時に収めるために,多くの人がカメラを構えていた。御霊神社のお社の裏の方には,「紫陽花小道」なるものが作られていて,ここでも様々な種類の紫陽花を楽しむことが出来る。こちらも満開でこそなかったが,とても綺麗だった。

御霊神社を出て,長谷駅へ向かい,駅手前の踏切を越えて,長谷寺方面へ。長谷寺は,成就院,御霊神社と違って,大人300円の入山料が必要だが,その分規模も大きくて立派。もちろん観音様も拝める。紫陽花は,本殿横の急斜面に広い範囲で植えられている。結構高いところまであるので,ひと回りするとそれなりに疲れる。これだけの数の紫陽花なので,満開ならさぞかし壮観だろうけれど,さすがに長谷寺。4~5分咲き程度の今でさえ,かなりの人出で,「あじさい散策路」はところどころ渋滞している。満開になったらどれほど混むのだろうか。人混み嫌いの私としては,あまり想像したくない。

長谷寺は,少し高いところにあるので,「あじさい散策路」の上の方は,海の眺めもよい。今日は若干曇り気味だったので,抜けるような青空とのコントラスト,という訳にはいかなかったものの,なかなかよい景色だった。

そんな具合に,充分に紫陽花を堪能してきた。去年は,まだ緑色の紫陽花だけだったことを考えれば,充分すぎる成果である。満開に拘らないのであれば,人出がピークを迎える前の今のうちに,長谷・極楽寺近辺を訪れては如何だろうか。


表面張力 [日記]

苦労の末,ようやくカメラに収めることができた,アメンボ。

先日訪れた,自然公園のようなところでみかけたアメンボ。本当は花を撮ろうと思って行ったのだが,時季的にあまり花は咲いていないようで,周りは緑一色の様相。はて,何を撮ろうかと考えていたところ,目に留まったのがこのアメンボだ。

アメンボって,水の上を歩けるというところが,子供の頃から妙に神秘的だった。せっかくだからズームでパチリ,と簡単に考えていたら,これが思った以上に素早く動くので捉えられない。ちょっとかさかさっと足音がしただけで,ツーっと逃げて行ってしまう。しかも,レンズを望遠端にしているので,視界が狭く,ここだと思ったところに狙いを付けるのがまた難しい。なので,意外と苦労して撮った1枚と言える。

しかしこの,足下の水面をグッて押してる感じがいい。表面張力を感じる。どういう進化の過程を経て,この特殊な資質を獲得したのだろう。改めてみても,不思議な生物である。

因みに,アメンボは空を飛べるそうだ。雨の後の水溜まりのようなところにアメンボを見つけて,どこから来たのだろうかと,子供の頃は不思議に思っていたものだった。ただ,やはり危険なので,出来るだけ飛ばないようにしているらしい。


金環日蝕 [日記]

奇跡的に雲が薄くなって姿を現した金環日蝕。

何はともあれ,今日はこの話題に尽きるだろう。金環日蝕である。今回のように日本の広範囲で見られるのは,932年振りだそうだ。っていわれても,広範囲で見えるかどうかって,皆あんまり関心ないんじゃ。それより,東京近郊で173年振りって方が,より実感が湧く。

せっかくだから一眼レフで撮影しようってことで,ND400の減光フィルタを2枚も用意。これだけで約1万5千円の費用がかかってる。昨晩,車の中に入れっぱなしの三脚を持ってきて,機材の方は準備万端。

ところが心配は天気だ。1週間くらい前から,天気が悪そうという予報が出ていたし,昨日も夕方くらいから雲が出て来ていたので,ちょっと不安。それでも,雨なら仕方ないが,曇りならなんとかなるかも知れない。ということで,朝6時に目覚ましをセット。

起きて外を見てみると,部分的に青空が見えるものの,東の方の空は一面雲に覆われている。そもそも,6時から7時くらいって,太陽がどのくらいの高さに来るのだろう。ちゃんと事前にチェックしておかなかったので,雲の切れ間を探すにしても,どの辺を注目したらいいのか分からない。6時19分,情報によれば,既に欠け始めているはずだが,太陽の姿は一向に見えない。

曇り空をぼんやり眺めていても仕方ないので,どの辺に太陽が来るのか調べてみることにした。iPhoneアプリでそんなのがあるらしいと聞いていたので,早速無料のものを探してiPadにインストール。で,外に出てチェックしてみると,意外に高い位置にあるはずらしい。iPadをかざしながら,三脚にセットしたカメラを,それらしい方向に固定する。あとは,太陽が出て来てから微調整するしかない。減光フィルタがついてるので,ファインダーを覗いても,何も見えないのが難しいところ。

この後も,一向に太陽は現れない。金環日蝕になると言われている,7時31分はどんどん近付いてくる。こりゃダメか...と諦めかけた頃,流れている雲の隙間から,奇跡的に太陽が顔を覗かせた。うっすら雲がかかってるので,肉眼でもはっきり確認できた。金環蝕である。なるほど,こういうものなのか。裸眼では危ないので,観察用のメガネごしに覗くと,被ってる雲の厚さによって,メガネでは見えなくなってしまうようだ。

さて,そんなことはしていられない。お次は撮影である。ファインダーではなく,液晶モニタで位置を確認。望遠端にすると,ほんのちょっと動かしただけで,視野が大きく変わるので難しかったが,なんとか太陽を捉えることが出来た。オート・フォーカスはいまひとつ上手く動作しないので,マニュアル・フォーカス。なんかそれっぽい像が写ってる。リモコン・シャッターでパチリ。それが右上の写真。果たして上手く撮れているのか,極めて心配だったが,あまりくっきりはしていないものの,まずまずと言えそう。

この後も,太陽は顔を出したり隠れたり。太陽の形が,意外にも早く変化していくのに驚いた。しかも,太陽の位置もどんどん移動していくので,たまに顔を出した時に,位置を合わせるのが大変。それでも,ところどころ,太陽の満ちていく過程を撮ることが出来たので,まずまずの成果だった。結局,欠け初めから欠け終わりまで,約2時間40分,フルで日蝕に付き合ってしまった。

何はともあれ,なかなか見る機会のない金環蝕を,生で観ることが出来て満足。減光フィルタも無駄にならなかったし。しかし,太陽の撮影には,まだまだ技術が足りないことを痛感。6/6の金星の日面通過までに,練習を積んでおかなければ。


1500記事到達 [日記]

本文には全く関係ないが,ツツジの蜜を集めに来てたクマバチ。残念ながらピンぼけ^^; もうちょっと絞ればよかったか?

本記事は,当blogで記念すべき(?)1500個目。

1000に到達したのが,一昨年の11月5日なので,約1年半で500。それまでの1000に4年以上かかっているので,若干早くなった。これは,去年の1月から1日1記事を続けてきている成果と言えよう。

元々このblogは,私個人の日記的な記録を残しておく目的に加えて,何か書かなくちゃいけない時に,短時間で話題を見つけて,それを手早くストーリーにまとめることの練習として始めたのであった。これは,某誌に連載記事を書いていた時,毎月の筆者近況欄の内容に,かなり苦しんだのが発端である。

もちろん本文執筆にも苦労はあるのだが,こちらはネタが決まっているので,時間さえかければまず終わる。しかし,筆者近況に関して言えば,まずネタ探しから難渋するのだ。いくら近況と言ったって,見ず知らずの筆者のありふれた日常を書いたところで,誰も興味を持つはずがない。そこそこ興味を引きそうなネタで,限られた文字数の中でストーリーに仕立て,それなりにオチを付ける...なんてこと,文筆業が専業でもない人間に,簡単にできるはずもない。大抵は,原稿の締め切りと一緒には提出できず,初稿チェックの結果の戻しまで悶々と悩んで,ギリギリに出すのが常であった。そんな風に苦労した,この毎月違う筆者近況は,実は編集部から依頼された訳でも何でもなく,ただ自分が好きで勝手にやってただけなのである...。

以来もう5年半以上,1500記事も書いてきて,だいぶ鍛えられたのかというと,さに非ず。未だに,日々のblogネタ探しに難儀している毎日。あと500,1000,...と積み上げていく内に,少しは進歩するのだろうか。まぁ,まずは1日1記事を続けていくことですな。1年ちょっとくらいでヒーヒー言っているようじゃ,まだまだ甘い。


芝桜の丘 [日記]

実は一昨日,点滴を受けた後で,秩父へ繰り出してきた。

秩父・羊山公園の芝桜の丘に咲き誇る,色とりどりの芝桜。緑が目立つのは,芝桜の茎や葉のほかに,GW中の雨で,スギナが生長しているとのこと。

この時季,秩父と言えば,羊山公園の芝桜。一度観てみたいと思ってはいたものの,見頃がほぼゴールデン・ウィークに重なり,凄い人出になるという噂。それで躊躇していたのだけど,5/5の土曜日が好天だったので,GW最後の日曜はみんな家でくつろいで過ごすだろうと読んで,出掛けることにしたのである。

幸運にも日曜は朝から快晴。点滴に1時間かかったせいで出遅れたが,やはり道路は空いていて,皆野寄居道路の皆野出口に着いたのは午後1時前。しかし,花園ICくらいまでは晴れていた空に,いつの間にやら雲が出てきている。武甲山も頭だけ雲から飛び出して見えるだけ。あれ? 天気悪くなるって言ってたっけ。

本来なら,皆野出口ですぐ国道140号線に左折するのだが,芝桜のシーズンで駐車場が不足するため,ミューズパークの無料臨時駐車場に誘導される。その道すがら,ついに雨が空からぽつぽつ落ちてきた。秩父公園橋のところでミューズパークの敷地に右折して登っていくのだが,これがまた長い。ミューズパークって,こんなにでかかったのか。

霧に霞む武甲山。晴れていれば,さぞかし美しいことだろう。

無料駐車場からは,無料のシャトルバスが出ている。大型の観光バスをチャーターしているようなのだが,天候のせいか乗客はまばら。芝桜の丘は,このシーズンだけ入園料が必要なのだが,このバスのチャーター費用だけで赤字になるのではないかと心配になるくらい。相変わらず,小雨はぽつぽつ降っているが,傘が必要なほどではない。

羊山公園までは,シャトルバスで約20分ほど。羊山公園周辺の道路はさすがに混雑していて,少し時間がかかった。バスを降りると,さっきよりも少し雨が強くなったみたい。仕方なく傘を差す。バス停からすぐのところにあるのかと思いきや,これが結構距離がある。雨はどんどん強くなる一方。

ようやく芝桜の丘に辿り着き,チケットを渡して中に入ってみる。ここが一面の芝桜...と思ったら,意外に緑色のところが多いみたい。まだこれから咲くってことなのか,終わってしまったのか。丘そのものも,想像していたほど広大なものではなかった。ちょっと,イメージを膨らませすぎたか。それでも,そこここにぎっしりと花が咲き詰めていて,綺麗なところもあるので,写真を撮る。雨が降っているので,レンズを濡らさないようにと思うと,なかなか自由が利かない。雨に打たれて,花も若干下を向き気味な感じ。霧と雲に霞みつつも武甲山は見えるのだが,これが晴天だったらと思うとちょっと残念。雷が鳴っているので,一時的な雨のような気もするのだが,止むのを待つほどではないかと思って,早々に退散してしまった。

芝桜の丘の一画。花の色の違いをもちいて,絵を描いているらしい。

せっかくの初芝桜が雨にたたられた形になってしまったが,これが満開だったとしても,来年もう一度見に来るか,と言われるとちょっと微妙。確かに花の絨毯のようで綺麗なのだが,花の色の違いを使って,人工的な絵を描くようにしてしまっているのが,ちょっと俗っぽい。特に,ハート・マークみたいなやつとか。こういうのを喜ぶ人が多いのかな。

雨の中,観光もままならないので,この後,道の駅・ちちぶの隣にあるショッピング・モール(?)で遅い昼食とお買い物。食事中も,空は明るいのになかなか降り止まないなぁ,と思っていたのだが,食事を終えて店を出ると,知らぬ間に雨は止んで青空が広がっている! 今になって武甲山も綺麗に見えるようになってるし。なんか悔しいのだが,時間的にも,入園料がもう一度必要になる点でも,とてももう一度芝桜の丘を訪ねる気にはならず。芝桜にはよくよく縁がないということだろうか。

唯一良かったのは,ショッピング・モール内で,皆野寄居道路の回数券を,2割引で1枚から販売,というキャンペーンをやっていたこと。片道410円のところを330円。期限はないらしい。10年後でも使えるとか宣うていたが,そのころにはさすがにETCに対応してるんじゃなかろうか。まぁ,そうでなくても,遠からずもう1度位は来そうなので,帰りの分と合わせて3枚購入。計240円のお得。売っているのは,道路を運営している会社の職員のようだった。休みの日に,こんなキャンペーンで売りさばかなければいけないとは,あまり売れていないのだろうね。あの道路,便利は便利だけど,ちょっとお高い気もするからねぇ。


花の名前 [日記]

春先の道端によく咲いている,薄オレンジの花。これが,「ポピー」なのだと,今年初めて認識した。

花の名も知らぬ朴念仁なれど,歳とともに花を愛でる気持ちくらいは芽生えてくるもの。去年くらいから,道端に咲いている,薄オレンジの花が気になっていたのだけど,名前が分からない。名前を調べるために,写真を撮ってこようと思い立った頃には,すでに散ってしまっていた。

そんな訳で,今年は,咲いたのを見つけてすぐ撮影。で,これは何という花かと人に訊いてみたところ,「ポピー」だろうという。あれ? そうだっけ。だいぶ前だが,「ポピー公園」なるもののそばに住んでいて,見に行ったこともあるはずなのに。それに,もっといろんな色があったような。なのに,近所に咲いているのは,この同じ薄オレンジのものばかり。何故だろう

Webで調べてみたところ,確かに同じ色の同じような花の画像がヒットする。これがメジャーな色なのかも知れない。さらにWikipediaで調べてみたところ,「ポピー」は「ひなげし」なのだそうだ。私と同世代以上には昔懐かしい,アグネス・チャンの曲のタイトルにも入っていた「ひなげし」。名前は知っているのに,どんな花なのか,興味を持ったことすらなかった。ポピーと同一のものだったとは。さらにさらに,「虞美人草」もポピーの別名らしい。もひとつおまけに「コクリコ」も。「コクリコ」は,元はフランス語の"Coquelicot"だということだが,漢字で「雛罌粟」とも書くそうだから,だいぶ昔に日本へ輸入されてきた言葉なのだろう。

それにしても,よくまぁこんなにたくさんの別名があるものだ。しかも,どれもそこそこ知られた名前。それだけ身近な花だったということなのだろうけどね。花の名前は奥が深い...。


華厳滝は見えなくとも [日記]

龍頭の滝。個人的には,日光まで来たら外せないスポットの一つ。

龍頭の滝は,中禅寺湖畔を走ってる国道120号線が,湖から離れて山の方へ入っていくところの,ちょっと先にある。滝の目の前にどーんとお茶屋の建物が建っていて,そこからじゃないと見えないのだが,別に料金を取られるわけではない。勿論,お茶屋の中から窓越しに滝を見ることもできるので,滝見団子と洒落込むことも可能。

龍頭の滝の名前の由来には諸説あるようだが,滝の姿を龍の頭に見立てたという点では共通しているようだ。ここもうっすらと霧がかかっているのだが,それはそれで少し幻想的に見えて良いのかもしれない。ゴツゴツした岩肌と,木々の緑と,溶岩の上をしぶきを立てて流れてくる2つの水流が調和して,とても美しい滝である。

せっかく一眼レフを持ってきているので,よくある滝の写真のように,シャッター速度を少し遅目にして撮影。といっても,横着して三脚は使わず,お茶屋の観瀑台の手すりで固定しただけなのだが,意外とブレずに撮れた。なんとなく絹糸のような流れに撮れたみたい。もっとも,絵としては綺麗なのだが,滝としての豪快さが伝わらないような気がしなくもない。

湯滝。滝の上には湯ノ湖がある。滝下から登っていく遊歩道があるのだが,雪で閉鎖中だった。

龍頭の滝まで来たら,湯滝もすぐそこ。戦場ヶ原の真ん中を突っ切って120号線をさらに行く。戦場ヶ原にも,少し薄くはなったけど,霧がたち込めている。山もよく見えない...と思っていたら,急に男体山が一部見え始めた。そちらの方には青空も。おおっ! と思いながら走って行くと,見る見る青空が広がって,男体山はすっかり姿を現した。こんなことってあるんだなぁ。青空を背景にして,まだ雪が残っている姿が映えて美しい。路肩に駐めて写真を撮ろうかとも思ったのだが,まずは湯滝ということで,そのまま通過。

湯滝に着いた頃には,頭の上に見える部分には雲ひとつなく,日差しがとても暖かい。湯滝周辺にはまだあちこちに雪が残っている。そして,久し振りの湯滝。最後に観たのは,恐らく20年以上前の冬で,氷瀑だったはず。

湯滝は,滝上からストンと落ちるのではなくて,急斜面の岩肌を水が滑り降りてくるタイプの滝。岩の表面の凹凸によって,白い水流が複雑な文様を見せてくれるのがとても美しい。滝壺近くの観瀑台から見上げる姿がまたいい。滝壺で激しく水しぶきが発生する滝ではないので,のんびりと滝を眺めていることができるのもポイント。ここも,とても好きなスポットの一つなのである。

しばし湯滝を堪能した後,もう時間も4時をだいぶ回っていたので,引き返すことにした。途中,男体山の写真を撮ろうと思ったら...なんと,すでに雲と霧ですっかり見えなくなってしまっていた... orz 本当に山の天気は変わりやすいと実感。やっぱりさっき撮っておけばよかった。まぁ,目では楽しんだからよしとしよう。華厳滝周辺は相変わらずの濃霧で何も見えず。いろは坂も,ほとんど雲の中のような感じだった。

この後,東照宮...には寄らずに,そのすぐ側のレストランで早めの夕食を取って帰宅した。帰りも,道は空いていて,所要時間はやはり3時間くらい。今回は,観光シーズンにはちょっと早い訪問だったが,また季節が良くなったら行ってみたいものである。もちろん日帰りで :-)


濃霧の日光 [日記]

華厳滝の観瀑台周辺の状況...。観光客はちらほら来ていたが,見えないものはどうしようもない。

家を出た時に目指していたのは,秩父。今年は名物の芝桜を是非見に行きたいと考えていたのだが,ピークはどうもゴールデン・ウィーク中になりそう。例年ものすごく混むらしいので,満開じゃなくてもいいから,1週間前に行ってみようかという訳だ。しかし,羊山公園HPの開花状況を見ると,このところの気温の低さで,開花が遅れているらしい。天気も今ひとつだし...と気分が盛り上がらなかったところへ,首都高の案内標識に「東北道」の文字。しばらく行ってない方面だったので,ついついつられてそっちの道へ...。

東北道といっても,本当に東北まで行けるはずもないが,昔よく訪れた,日光・那須くらいまでならなんとかなるのでは? 行き当たりばったりなので,どのくらい時間がかかるかも分からないまま,行けるところまで行ってみようという,いつものスタイル。宇都宮まで100kmとか表示されていて,3ケタあると結構遠くに感じてしまうが,時速100キロで1時間の計算だから,無理ではなさそう。途中SA/PAに寄り道しながらにも関わらず,宇都宮ICを通過したのは,出発してからちょうど3時間後のことだった。意外に早い。

いろは坂を登った上は,まだまだあちこちに雪が残っている。日が出ていないと肌寒い。

宇都宮ICから日光宇都宮道路へ入る。ずっと曇天ではあったのだが,ここへ来て小雨がぱらついてきたようだ。今日は,雨は降らないと思っていたのに。日光まで来ると,まだ気温が低いせいか,まだかなり桜が残っている。特に,徳次郎ICを過ぎたあたりから,右手の方に見える国道沿いの桜並木はなかなか見事。後で調べたところによると,日光街道の桜並木は16キロにも及ぶもので,桜の名所として有名なのだそうだ。日光街道といえば,杉並木しか知らなかった私は不勉強。

日光に来たら,まずは華厳滝,という訳で,終点の清滝ICまで行って,いろは坂へ向かう。空はすっかり雨模様。もともと天気が悪かったので,ショックはない。しかし,第二いろは坂を登り始めてびっくり。ものすごい霧なのだ。5メートル離れると,前の車が見えないくらい。九十九折りのいろは坂なのに,道がどっちに曲がっているのかさっぱり見えないのである。まさに濃霧。先日の小諸よりも,さらに激しい。一方通行なので,対向車を気にしないで済むのがまだしもの救い。晴れてれば下界の景色が綺麗なのだろうけど,まるで雲の中にいるようで何も見えない。まぁ,たまにはこんなのもいいか。途中,明智平の展望台があるのだが,さすがに人気がなかった。

華厳滝エレベータ乗り場。ここにこんなコト書くくらいなら,駐車場入口にも看板出してくれ...。

こうなると心配なのは,華厳滝を拝めるのかどうか。確か,すぐそばで見るものではなかったはずなので,霧が出ていたらダメかも。いろは坂を登りきって,中禅寺湖に近付いても,相変わらずの濃霧。華厳滝の観瀑台そばの駐車場も真っ白。こんな状態でも,駐車場は有料(310円)らしい。でも,せっかく来たのだからと,ダメ元で車を駐める。

案内板にしたがって進んで行くと,滝の轟音が聞こえてくる。しかし,案の定,音のする方向は真っ白で何も見えない。ここには華厳滝エレベータなるものがあって,滝壺近くまで降りて行って,間近から滝を見ることが出来るらしいのだが,乗り場のところには「華厳滝は見えませんが」の表示。あらあら。今回は,華厳滝には縁がなかったということかな。土産物屋のおじさんの話によると,朝方は晴れていたとのこと。自然には勝てないし,まぁ仕方ないね。

華厳滝はあきらめて,龍頭の滝へ向かうことにした。ここはすぐ目の前に滝を見られるので,多少霧があっても見えるだろう,という淡い期待。中禅寺湖の湖畔の道を通って,戦場ヶ原方面へ。左手の湖の方も霧が立ちこめて全く見えない。天気がいいと綺麗なんだけどね。これまた残念。

次回へ続く...。