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遂に大又沢ダムを訪れる [日記]

丹沢湖畔,千代の沢園地から観た富士山

品ノ木取水ダムを観に行ったのが,かれこれ3年半以上前。その時点で,神奈川県のダムで訪れていないのは,「大又沢ダム」1つとなっていた。しかし,台風の影響で林道が一部崩落したりして,歩行者さえも通行止めになってしまったため,最後の1つを観に行けないままになっていた。時々思い出しては,状況を確認していたのだが,通行止めが解除されたという情報がないまま,年月は流れ...。しかも今年の3月には,「丹沢湖ビジターセンター」が閉館。手軽に登山道・林道の情報を得られなくなってしまった。全く残念なことである。

ところが,また思い出してWebを検索していたところ,最近大又沢ダムを訪れたという情報がいくつか見つかった。県の林道情報をチェックしてみたところ,通行止めが解除されたという情報は見つからないものの,現在通行止めだという情報も見つからない。これはもしかして,行けるのかも。と言うことで,遂に大又沢ダム訪問を敢行することにした。

大又沢ダムは,丹沢湖の西の端に流れ込む世附(よづく)川の支流,大又沢の上流にあるダムである。以前訪れた玄倉ダム同様,林道が通っているものの一般車両は通行出来ないため,徒歩でそれなりの距離を歩かなければならない。この日は朝から快晴で,丹沢湖からも,雪を被った富士山が綺麗に見えた。湖に沿って,車で729号線を西へ走って行くと,いくつか無料駐車場が見つかるが,トイレのある「上の山」駐車場が最も奧になる。ちなみにここのトイレ,水洗ではあるが,手洗い所が撤去されているので注意。

浅瀬のゲート

車を降りて,729号線を更に西へ進むと,車両通行止めのゲートがある。確かに歩行者通行禁止とは書いていないので,堂々とこれの横を擦り抜けて行く。数分歩くと小さな橋(浅瀬橋)があるが,この橋が渡っているのが大又沢である。渡ったところが分岐になっているのだが,大又沢を示す道標はない。しかし,地図上では間違いなく,右の大又沢沿いの道が大又沢林道のはず。あとはここをひたすら歩いて行く。登りではあるが,傾斜は緩やかなので苦ではない。右手に常に大又沢の清流が見えているし,前方の山の緑と空の青のコントラストが素晴らしく,とても気持ちの良いウォーキングが楽しめる。足下は,たまにぬかるんでるところがあるくらいで,歩きにくいこともない。とは言え,さすがに1時間も歩くと飽きてくるが,飽きてくる頃には大又沢ダムにたどり着く。

大又沢ダムの堤体

大又沢ダムは,堤高20メートル足らずとは言え,しっかりとした重力式コンクリートダムである。その点では,同じように丹沢湖の上流にある,玄倉ダムや熊木ダムとは違い,ダムらしいダムという印象だ。堤体は,真横から眺めることが出来る。沢に降りられれば,正面からも見ることが出来るのだろうが,適当な降り口が見つからず断念。

ダムのもう一つのお楽しみはダム湖。実は,以前誰かが撮った写真で,ダム湖がほぼ涸れた状態になっていたのを見ていたので,あまり期待はしていなかった。しかし,目の前に現れたダム湖の美しいこと。水量はそれほど多くはない(とは言え,満水に近かったと思われる)が,水はエメラルド・グリーンに透き通っている。上流で,あまり人の来ないところということもあって,淀みもゴミもない。川岸に樹木が繁っていることもないので,全貌を眺めやすいのもポイントが高い。いつまで見ていても飽きない眺めである。

ダム湖側から観たところ

ただ,上流から白い砂のような土砂が流れてきて堆積してしまっている感じがする。酷くなったら掘り出すのだろうか。メンテナンスに手間がかかりそうではある。

ところで,Webを検索していると,「大又ダム」と書いている人がいるが,正式名称は「大又沢ダム」である。ちゃんと銘板も撮影してきたので間違いはない。

名称は確かに大又沢ダム

さて,この日の予定は大又沢ダムの訪問だけで,その後はまったくのノープラン。もう少し林道を上ってみようかとも思ったが,似たような景観の林道を目的もなく登り続けるのは退屈だ。少し登ったところで,断念して戻ることに。

帰りはわずかとは言え下りだったこともあり,1時間かからずに浅瀬橋の袂まで戻って来た。ここに,登りの時にちょっと気になっていた道標があったので,そっちへ行ってみることにした。729号線を更に西へ200メートル行くと夕滝橋,400メートル行くと夕滝があるらしい。しかし,いくら歩いても橋らしいものは見つからず。道標まで立てたクセに,「夕滝」の表示もない。途中,世附川対岸の山の頂上付近から,かなりの落差を流れ落ちる細い滝を発見。地味だけど,なかなか趣のある滝だ。帰って来てから調べて,これが夕滝だったことが判明。夕滝橋は崩落してしまっているらしく,注意深く探せば,痕跡が見つかったらしい。まぁいいけど。

世附川に注ぐ夕滝

そんな訳で,ようやく神奈川県のダムを完全制覇! と喜んだのも束の間,久し振りに「企業庁のダム」のページを覗いてみたら,「寒川取水堰」なんてものが...。以前は載ってなかったと思うのだが,いつの間に。しかも,以前訪れた牧野取水ダム,品ノ木取水ダムは,一時期「えん堤」になっていたのだが,これらも「取水堰」に変更されている。牧野や品ノ木と同じ扱いなら,やはり寒川も観に行かざるを得ないか。更に驚くべきことに,今年の6月に3種類の神奈川県のダム・カードが新たに発行され,その中に寒川取水堰が含まれている! ダム・カードが出たと言うことは,やはり取水堰も正式にダムと考えてよいということだろう。それなら寒川を観に行かない訳にはいかない。割と近いからいいんだけど。

それにしても,何故に取水堰のカード? 寒川のカードを発行するなら,先に沼本,玄倉,熊木のカードを発行すべきだろう。牧野と品ノ木だって作って欲しい。ここまで来たら,もうダム・カードも全ダムを完全網羅して欲しいものだ。


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