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キンシバイとビヨウヤナギ [園芸]

キンシバイ? 実はタイリンキンシバイらしい

いつものランニング・コースの遊歩道脇に,ツツジが終わった頃から,急速に勢力を拡大して,葉を繁茂させている植物があった。蕾もたくさん付いていて,一体どんな花が咲くのだろうと楽しみにしていたのだが,先週末にそれが判明した。鮮やかな黄色の花。さて,これはなんという名前の花なのだろう。

私が花の名前を調べるのに使っているのは,iOS用の有料アプリ,「花しらべ」だ。画像認識検索ができるという触れ込みなのだが,お世辞にも精度が高いとはいえない。それより,色や何やらで条件検索する方が普通に便利。一覧表示の画像を,もう少し大きくしてくれると有難いのだが。

ともあれ,これで黄色い花を検索してみたところ,まさにこれ,という画像が見つかった。花名は「キンシバイ」。しかし,Webで「キンシバイ」を検索してみると,ちょっとややこしいことが分かった。キンシバイによく似た,「ビヨウヤナギ」という花があるそうなのだ。どちらもオトギリソウ科オトギリソウ属の植物なので,分類上も近い。ではどうやって見分けるかというと,ビヨウヤナギの方は,多数の長いオシベが特徴とのこと。キンシバイは「金糸梅」と書き,黄色いオシベが金の糸のように見えることからその名が付いたそうだが,どちらかと言えば,ビヨウヤナギの方が金糸っぽい。また,花びらの開き方も,ビヨウヤナギのほうが豪快なように見える。

ビヨウヤナギ? ではなくてセイヨウキンシバイらしい

その見分け方だと,右の上の写真はやっぱりキンシバイ? 別の所で撮った写真(右の中)には,オシベの長いものが写っていたので,これはビヨウヤナギ? しかし,さらに調べを進めていくと,もっとややこしいことが分かった。キンシバイよりもビヨウヤナギによく似た,「セイヨウキンシバイ」という種類があるそうなのだ。こちらはオシベも長いらしい。ではどうやって見分ければよいのだろう。

引き続き,情報を収集してみたところ,オシベの付き方が違うらしいことが分かった。しかし,そこまで細密には撮っていなかったので,写真からは分からない。もうちょっと大雑把な見分け方には,セイヨウキンシバイのほうがオシベの本数が多めで,まっすぐ伸びている,というものもあった。ビヨウヤナギのオシベは,緩やかにカーブしているらしい。これで行くと,右の中の写真は,セイヨウキンシバイの可能性が高い。

で,こちらがビヨウヤナギらしい

一応,3種類の見分け方が分かった気がしてきたので,その観点で他の写真もチェックしてみたところ,偶然にも,1枚だけビヨウヤナギっぽい写真が撮れていたことが判明。結構,混ざって植えられていたりするのだろうか。確かに,オシベがカールしている。花びらの開き方は,セイヨウキンシバイより更に豪快で,反対側にそっくり返ってしまうようだ。

さて,これで一件落着...かと思いきや,更に続きがある。キンシバイには,花の大きな,タイリンキンシバイという園芸品種があるというのだ。そして,どうも一番上の写真は,そのタイリンキンシバイらしい。

考えてみれば,梅の花に似てるから「金糸梅」と名付けられたはずなのに,一番上の花は梅にしては大きすぎる。これを見て,梅に例えるのは無理がありそうだ。キンシバイはもっと小さな花で,これはタイリンキンシバイなのだとしたら納得も行く。なるほどねぇ。

花の名前なんて,気にしなければどうでもいいことだし,ちょっと前までは自分もそうだったのだが,興味を持ち始めると,なかなかに奥が深い。他にも,見分けるのが難しい植物はいろいろあるので,生半可な知識で知ったかぶりをすると,恥をかくこともありそう。ま,その都度勉強しつつ,謙虚さを忘れずに,ってことかな。


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