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驕り [ドラゴンズ]

今日からプロ野球が開幕。我がドラゴンズは,初戦から浅尾が3連打でサヨナラ喰らうという残念な結果。それはともかく,くだらない球団がくだらない騒動を起こしてくれたお陰で,プロ野球への興味が今ひとつ戻って来ない。それならそれで,別にどうでもいいことなのだが。

プロ野球選手も含め,各種のプロ・スポーツ選手が,震災後から口を揃えて言っている,「自分たちにできるのはプレーすることだけ。良いプレーを見せて,被災者を元気にしたい」といったようなセリフ。最もらしいことを言っているようだが,これにずっと強い違和感を感じてきた。本当にプロ・スポーツ如きで,被災者を癒せると思っているのだろうか。確かに素晴らしいプレーを見れば,「おおっ!」とは思うが,それだけのこと。それも,心に余裕があってこそで,スポーツ観戦どころではない心理状態の人を感動させるほどのプレーなんて,正直あるとは思えない。贔屓のチームや選手がいる場合は,勝てば気分がいいだろうが,負ければ却ってストレスになる。プロ・スポーツとはそういう娯楽なのだ。そもそもスポーツに興味がなければ,何の感情の変化も引き起こせないだろう。スポーツなんてその程度のものだ。本気かどうかは知らないが,プレーヤが思っているほどに,感動を呼べる力などはないのだ。「被災者を元気にしたい」なんてのは,とんだ思い上がりと知るべきである。そんな余計なことは言わずに,いつも通りのプレーを見せ,幾許かの義援金を実際に送っている選手の方が,現実を分かっているし,余程カッコがいい。

良いプレーを見せるように心掛けるなんてのも,それで生計を立てているプロ・スポーツ選手なら当たり前のことで,何もわざわざ震災を持ち出して言うまでもない。「この非常時にプロ・スポーツなんて」という後ろめたさがあって,それを正当化したくて言っているのかも知れないが,それが職業なのだから,他人に迷惑をかけない限りにおいては,言い訳などにせず堂々とやればいい。不合理な罪悪感は日本をダメにする。

落合が言ったという,「元気なものがよりもっと元気になって,その輪を広げていくしかない」というのが正しい認識だろう。被災していない人間は,お金とかボランティアとか,直接役に立つことをするのでない限り,何かをしてあげられる等という驕った考えを持たずに,震災以前のように自分の生活を頑張る。それでいいのではないか。そして余裕があるなら,少しでも義援金や生活物資を送ればいい。

まぁ,「被災者のために」を口にすることで,逆に自分が力をもらっている選手もいるかも知れないね。どっちにしたって,メディアの前なんかで口にしないほうが賢明というものだが。


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