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クンシロン クンシロン [韓国ドラマ/韓国関係]

朝鮮語辞典
小学館朝鮮語辞典

「魔王」の台本を読んでいて,ト書きに「궁시렁」と書いてあるのを見つけた。カタカナでいえば「クンシロン」という感じ? 知らない言葉なので,辞書で引いてみたが載ってない。翻訳サイトにかけると「グングシロング」となってしまうので,まったく役に立たない。韓国では英語もハングル表記なので,もしや「렁」は"long"か? と思ったが,「궁시」に当たる英語はなさそうだし,辞書に載ってる「弓矢」もここで使われるのは変だ。こんな単語,分からなければ分からないで影響はないのだが,気になり始めるとどうにも止まらない。昔の「地下鉄はどこから入れたのか」的な話だ(若い人は知らないだろうな...)。

試しにGoogleで検索してみると,ものすごい数がヒットする。でも,ほとんど全部が,韓国のサイトに載っている韓国語の文章の中で普通に使われているもの。ただ,韓国の人のblogサイトのタイトルによく使われている言葉だということは分かった。その場合は特に,「궁시렁궁시렁」と繰り返して使われていることが多い。日本のblogによく使われる言葉と対照してみると,「独り言」とか「つぶやき」とかそんな感じではないかと推理できる。実際に「魔王」ではどこで使われていたかというと,第2話の始めの方で,タロット・カフェに呼ばれたスンハが帰っていくところをオスが一旦呼び止め,少し言葉を交わしてから背を向けて行ってしまうスンハの背中に向かって,オスが独り言をぶつぶついうシーンだった。つまり,「独り言」を「ぶつぶつ」ということで,推理そのものはいい線行っているようだ。

それでも,これほど使われている言葉が辞書に載っていない,というのが気持ち悪かったので,さらに探索を継続。で,ようやく見つけたのがこのページ。DaumのQ&Aサイトのようで,質問のタイトルがまさに「궁시렁궁시렁の語源,由来は何ですか?」というもの。「お答え」によれば,「궁시렁궁시렁」はどんな辞書にも載っていない言葉だそうだ。うん,まさにその通り。で,それは何故かというと,標準表記ではないからということらしい。う~ん,韓国語はこれがあるから困るのだ。標準表記は「구시렁」。確かに「구시렁구시렁」なら「小学館朝鮮語辞典」にちゃんと載っている。ちなみに意味は「くどくど(と)」とか「ぶつぶつ(と)」。

「お答え」にはさらに,「使い道がない」という意味の接頭辞「군」の影響を受けて,「군시렁」になり,発音の似ている「궁시렁」になった,と書かれている。なかなか説得力のある説明だ。それにしても,こういうのは韓国の人ならすぐ連想出来るのかも知れないが,外国人の韓国語学習者にはかなり難しい言語のクセと言えるものではないだろうか。辞書に載ってない時点でお手上げである。方言まですべて網羅するのは難しいと思うが,せめてWebでよく見かけるような言葉についてくらいは,ちゃんとまとめた資料があって欲しいものだ。

まぁともかく,分かってよかった。これで何も気にせず眠れそうである。


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